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青空文庫をスマホで読む方法とおすすめアプリ【無料で名作】

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この記事のポイント

青空文庫は著作権が切れた名作を無料公開する電子図書館で、スマホでは専用アプリやブラウザで読めます。iPhoneやAndroid別のアプリ選びや文字設定、朗読アプリの活用で、名作を手軽に楽しめます。

青空文庫をスマホで読む方法とおすすめアプリ【無料で名作】

「青空文庫をスマホで読みたいけれど、どのアプリを使えばいいのか、無料で読めるのか分からない。お金をかけずに名作文学を手軽に楽しみたい」

こうした疑問に答えます。

本記事の内容

本記事の内容

  • 青空文庫をスマホで読む基本と無料の理由
  • iPhoneとAndroidで使えるおすすめアプリ
  • 快適に読む設定と朗読で楽しむ方法

青空文庫はスマホの専用アプリやブラウザを使えば、著作権が切れた名作を完全無料で読めます。

アプリと設定を押さえれば、通勤や家事の合間にも名作文学を楽しめます。まずはスマホで青空文庫を読む基本から見ていきましょう。

青空文庫をスマホで読む基本

青空文庫はスマホひとつで無料で読める電子図書館です。まずは青空文庫がどんなサービスか、スマホで読む方法、無料の理由を順に押さえます。

青空文庫とはどんな電子図書館か

青空文庫とはどんな電子図書館かというと、著作権が切れた作品などを電子化してインターネットで無料公開するサービスです。利用者の費用負担なく名作を読める仕組みを目指して作られたサービスだからです。

1997年にフリーランスの編集者で作家の富田倫生さんらが発起人となって発足し、ボランティアが本文を入力・校正して作品を増やしてきました。収録作品は2022年時点でおよそ1万7千点にのぼり、夏目漱石や太宰治、芥川龍之介など明治から昭和初期の名作が中心です。

青空文庫とは、無料で日本の文学作品に触れられる場所と言えます。

スマホで読む2つの方法

青空文庫をスマホで読む方法は、大きく分けて2通りあります。サイトをそのまま開くブラウザ方式と、読みやすさを高める専用アプリ方式の両方が用意されているためです。

方法特徴向いている人
ブラウザで読む青空文庫リーダーの「青空 in Browsers」などでサイトを直接開く。インストール不要まず手軽に試したい人
専用アプリで読む青空文庫アプリを無料で入れて読む。文字サイズや背景色を細かく調整できるじっくり快適に読みたい人

ブラウザ方式はChromeやSafariでサイトにアクセスするだけで読めます。専用アプリ方式は、青空文庫ビューアなどのアプリストアにある無料アプリを使う方法です。

アプリはしおりや明るさ調整に対応し、長時間の読書でも目が疲れにくいという利点があります。スマホで青空文庫を読むなら、まずブラウザで試し、気に入ったら無料ダウンロードできるアプリへ移ると失敗が少ないです。

無料で読める理由と著作権の関係

青空文庫が無料で読める理由は、収録作品の大半が著作権の保護期間を終えているからです。著作権とは、作者が自分の作品を独占的に使える権利のことで、一定期間を過ぎると消滅して誰でも自由に使えるパブリックドメインになります。

日本では作者の死後70年で保護期間が満了し、その後の作品が青空文庫に収録されます。

  • 保護期間が満了した作品は、許諾も料金も不要で公開できます
  • 著作権者が自ら公開を認めた作品も、一部収録されています
  • 保護期間中の作品は対象外で、勝手に公開されることはありません

なお保護期間はもともと死後50年でしたが、2018年の法改正で死後70年に延長されました。この延長で新たにパブリックドメイン入りする作品が当面増えにくくなった経緯があります。

青空文庫が無料で読める仕組みは著作権が切れた作品の正規公開にあり、スマホで読む行為も無料かつ合法です。

スマホで青空文庫を読めるおすすめアプリ

青空文庫はスマホ専用アプリを入れると、縦書きや文字サイズ調整でぐっと読みやすくなります。ここではiPhone向け、Android向け、ブラウザで読めるビューアサイトの3通りを紹介します。

iPhoneで使える青空文庫アプリ

青空文庫アプリのおすすめ比較を参考にiPhoneなら専用アプリを選ぶのが快適です。縦書き表示とルビ(振り仮名)の美しさにこだわった青空文庫リーダーが揃っているからです。

代表例として「ソラリ」は文字サイズや色、行間や余白を細かく設定でき、自分に合ったレイアウトで読めます。「豊平文庫」は文庫本のような明朝体の縦書きで表示し、無償版でも30作品までダウンロードできます。

「i文庫S」は青空文庫に加えてテキストファイルや漫画も読める多機能なアプリです。下記が主な比較になります。

アプリ名料金縦書き特徴
ソラリ無料(広告あり)対応レイアウト設定が細かい
豊平文庫無償版あり/有料版対応明朝体で文庫本に近い表示
i文庫S有料対応小説・テキスト・漫画に対応

迷ったらまず無料の「ソラリ」から試すと使い勝手がつかめます。

Androidで使える青空文庫アプリ

Androidでも無料の青空文庫アプリが充実しています。なかでも「読書尚友」は青空文庫ビューアとして人気が高く、おすすめです。

その理由は青空文庫の16,000冊以上をまるごとダウンロードしてオフラインで持ち歩け、その容量が1GBに満たないからです。縦読みと横読みの切り替え、フォント変更、しおり、マーカーにも対応します。

ほかにも次のような選択肢があります。

  • 読書尚友(青空文庫ビューア):全作品をオフライン保存できる定番のリーダー
  • 青空文庫ビューア:縦書きに対応したシンプルな無料アプリ
  • 青空司書:青空文庫の作品を探して読める閲覧アプリ

電車での通勤・通学など電波が不安定な場所で読むなら、オフライン対応の読書尚友が便利です。

ブラウザで読めるビューアサイト

アプリを入れたくない人にはブラウザで読めるビューアサイトがおすすめです。理由はインストール不要で、スマホの標準ブラウザからすぐ縦書きで読めるからです。

ボイジャーが運営する「青空 in Browsers」は会員登録なしで無料で使え、縦書き表示や文字サイズ変更、音声読み上げにも対応します。「えあ草紙・青空図書館」もPC・スマホ・タブレットの標準ブラウザで動き、縦組みと横組みを切り替えられます。

アプリとブラウザの違いは下表のとおりです。

読む方法インストールおもな利点
専用アプリ必要オフライン保存や細かい設定
ビューアサイト不要すぐ使える手軽さ

まずブラウザで試し、よく読むようになったらアプリへ移るのが無理のない始め方です。

スマホで青空文庫を快適に読む設定

青空文庫をスマホで読むなら、青空文庫リーダーと呼ばれる専用アプリの設定を整えるだけで、読みやすさが大きく変わります。文字サイズや背景色、縦書き表示、オフライン保存の3点を押さえれば、通勤電車のなかでも目に負担をかけずに楽しめます。

文字サイズや背景色を調整する

最初に整えたいのが文字サイズと背景色です。画面が小さいスマホでは初期設定のままだと文字が小さく感じやすく、長時間読むと目が疲れます。

青空文庫アプリの多くは無料で、表示を細かくカスタマイズできる機能を備えています。

多くの青空文庫ビューアで調整できる代表的な項目を整理しました。

設定項目主な効果
文字サイズ文字を拡大して読みやすくする
行間・字間行同士の間隔を広げて視線移動を楽にする
余白画面端の空きを調整して窮屈さを減らす
背景色・文字色白背景に黒文字、黒背景に白文字などへ変更する
ナイトモード夜間用に暗い配色へ自動で切り替える
明るさアプリ内で画面の明るさを下げてまぶしさを抑える

調整の手順はおおむね次の流れです。

  1. アプリのメニューから「設定」や「表示設定」を開く
  2. 文字サイズのスライダーやボタンで好みの大きさに変える
  3. 背景色の項目で白背景か黒背景かを選ぶ
  4. 必要に応じてナイトモードや明るさを調整する

「ソラリ」のように通常モードと夜間モードで別の配色を保存できるアプリもあり、昼と夜で切り替えると目への負担を減らせます。漢字の読みを示すルビの表示・非表示を選べるアプリもあるため、慣れない作品では表示にしておくと読み進めやすくなります。

縦書きと横書きを切り替える

青空文庫の作品は小説やエッセイが中心で、縦書きで読むと文章のリズムが自然になります。横書きに慣れた人もいるため、縦組みと横組みを切り替えられるアプリを選ぶと安心です。

縦書きと横書きの主な違いを比べました。

表示方式向いている場面
縦書き小説や随筆など、紙の本に近い感覚で読みたいとき
横書き英数字が多い文章や、横書きに慣れているとき

切り替えは設定画面の「縦組み・横組み」や「文字方向」といった項目から行います。「青空読手」などのアプリでは縦書き表示に対応しており、ページをめくる方向も紙の本と同じ右から左に近づきます。

まず縦書きで試し、読みにくければ横書きへ戻すと、自分に合う表示が見つかります。

オフラインで読むためのダウンロード

電波が届かない場所で読むなら、作品を事前にダウンロードしておくのが基本です。青空文庫リーダーは一度作品を保存すれば通信が不要になり、地下鉄や飛行機のなかでも続きを読めます。

ダウンロードの手順はアプリ間で大きく変わりません。

  1. アプリ内で作者名や作品名を検索する
  2. 読みたい作品を選んでダウンロードボタンを押す
  3. 保存が終わったら端末内の本棚から開く
  4. 機内モードなど通信オフの状態でも読めることを確認する

iPhone向けの「i読書」は作者別や作品名別の一覧からダウンロードして端末に保存でき、Android向けの「青空プロバイダ」は一度保存すればネットワークなしで閲覧できます。「読書尚友」のように1万6千冊以上をまとめて持ち歩けるアプリもあります。

通勤前にいくつか保存しておけば、電車内でも快適に読書を続けられます。

スマホの青空文庫を朗読や読み上げで楽しむ

スマホがあれば、青空文庫の名作を目で追うだけでなく耳から楽しめます。専用の青空朗読アプリとスマホ標準の読み上げ機能という二つの道があり、それぞれ向いている場面が違います。

二つの違いを下の表で整理しました。

方法音声の種類向いている場面
青空朗読アプリ人の声による朗読名作をじっくり味わいたいとき
スマホの読み上げ機能合成音声(機械音声)好きな作品を手軽に流したいとき

青空朗読アプリで聴く

青空文庫の朗読をスマホで楽しむ方法として、まず青空朗読がおすすめです。青空朗読は、著作権が切れた青空文庫所蔵の作品を朗読した音声を無料で聴けるサービスで、一般社団法人が運営しています。

アナウンサーや朗読を学ぶ人が読み上げた音声なので、機械音声とは違う豊かな表現で物語に入り込めます。

iPhone向けのApp StoreとAndroid向けのGoogle Playの両方にアプリがあり、スマホでもタブレットでも使えます。アプリでできることを挙げます。

  • 作品を端末にダウンロードして、いつでも聴ける
  • 再生速度を変えて、自分のペースに合わせられる
  • ダウンロード済みなら通信のない場所でも再生できる

公式サイトでは毎週のように新しい作品が追加されています。青空文庫アプリ無料で人の声の朗読を楽しみたい方に、まず試してほしい選択肢です。

スマホの読み上げ機能を使う

専用アプリ以外に、スマホ標準の読み上げ機能でも青空文庫のテキストを耳から楽しめます。青空文庫のサイトやアプリで作品本文を開き、合成音声に読ませる方法です。

iPhoneとAndroidで設定の入り口が違うので、それぞれ紹介します。

iPhoneでは、設定アプリのアクセシビリティから読み上げコンテンツを開きます。画面の読み上げや選択項目の読み上げをオンにすれば、視覚障がい者向けのVoiceOverを使わなくても、表示中のテキストを音声で読み上げてくれます。

Androidの場合は、設定からユーザー補助の選択して読み上げを使う方法が手軽です。画面でテキストをなぞって再生アイコンを押すと、その部分を音声で読み上げます。

音声はGoogleテキスト読み上げという標準のTTS(文字を音声に変換する仕組み)が使われ、好みのエンジンに切り替えることもできます。

通勤や家事の合間に活用する

耳で聴く読書の良さは、手や目が空いていなくても本を楽しめる点にあります。通勤や家事の最中など、これまで読書に使えなかった時間を、青空文庫の名作にふれる時間へ変えられるからです。

両手がふさがっていても耳は空いているので、すきま時間がそのまま読書時間になります。

具体的な活用シーンを挙げます。

  1. 通勤電車やバスの移動中に、文字を追わず音声だけで名作を聴く
  2. 料理や掃除など家事をしながら、青空朗読の物語に耳を傾ける
  3. 散歩やランニングの最中に、好きな作品を流す

青空文庫スマホでの読書は、ながら読書と相性が抜群です。目が疲れにくく、声を聴くことでリラックスにもつながります。

忙しい毎日でも、耳の空き時間を使えば無理なく読書を続けられます。

まとめ:青空文庫はスマホアプリで手軽に楽しめる

青空文庫は、スマホの専用アプリやブラウザを使えば、著作権の切れた名作を無料で読めるインターネット電子図書館です。本記事ではスマホで読む基本から、おすすめアプリ、快適な設定、朗読での楽しみ方までを解説しました。

本記事のポイントをおさらいします。

本記事のポイント

  • 青空文庫は著作権満了の作品を無料で読める
  • iPhoneとAndroidで使いやすいアプリが選べる
  • 文字設定や朗読でスキマ時間も読書に変わる

ポイントを押さえれば、スマホ1台でいつでも名作文学に触れられます。お気に入りのアプリを見つけて、青空文庫の読書を気軽に楽しんでください。

青空文庫 スマホに関するよくある質問

参考文献

  1. 青空文庫 公式サイト
  2. 青空文庫のXHTML,TEXTの読み方

執筆者

うぃる
うぃる

Boocross編集長

Boocross編集長。以前は個人ブログを通して読書術について発信。その後、読書専門メディアBoocrossを立ち上げ、読書を通じた知識の活用と生産性向上をテーマに情報を発信しています。

執筆者

Boocross編集部
Boocross編集部

編集部

読書とテクノロジーの融合を追求するメディア編集部です。

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