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リーディングモードの設定と使い方|Chrome・スマホ別に解説

読書術

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この記事のポイント

リーディングモードは広告や余分な要素を除去してウェブページを読みやすくする機能。ChromeのPC版・Android版・iOS版それぞれの設定手順と、読書・学習効率を高める活用法を解説します。

リーディングモードの設定と使い方|Chrome・スマホ別に解説

「リーディングモードって何?使い方がよく分からない」と感じていませんか。こうした疑問に答えます。

本記事の内容

  • リーディングモードの概要と主な機能
  • Chromeでの設定・使い方の手順
  • 読み上げ機能と読書・学習への活用法

リーディングモードはブラウザ上の広告やナビゲーションを非表示にして本文だけを表示する機能で、Chromeでは2026年時点で無料で利用できます。集中して読みたい・読み上げ機能と組み合わせたいという方のために、具体的な設定手順から活用法まで解説します。

リーディングモードとはどんな機能?

リーディングモードとは、Webページから広告・ナビゲーション・サイドバーなどの余計な要素を除去し、本文テキストだけをすっきりと表示する機能です。ChromeやSafariなど主要ブラウザが標準搭載しており、読書に集中できる環境をワンタップで呼び出せ、様々な読み物を快適に楽しめます。

Webページの表示をシンプルにする仕組み

リーディングモードは、ページのHTML構造を解析して「本文」と判断されるテキストブロックを抽出し、サイドパネルや専用画面にレイアウトし直して表示します。広告バナー・ポップアップ・関連記事一覧などのノイズが消えるため、読みたい内容だけに目を向けられます。

表示のカスタマイズも充実しており、フォント種類(セリフ体・サンセリフ体)・文字サイズ・背景色・行間・文字間をユーザー自身が調整可能です。目の疲れやすい人はダークモードや大きめのフォントサイズに切り替えることで、長時間の読書も快適になります。

読み上げ機能との違い

リーディングモードは「視覚的に読むための表示整理」、読み上げ機能は「テキストを音声で聴くための再生エンジン」です。この2つは目的がまったく異なります。

機能主な目的操作の起点
リーディングモードテキストをシンプルに表示するサイドパネル/専用画面を開く
読み上げ機能テキストを音声で再生する再生ボタンをタップする

ChromeのPC版では、リーディングモードの画面内に「読み上げ」ボタンが統合されており、テキスト表示と音声再生を同時に利用できます。読んでいる箇所が単語単位でハイライトされるため、目と耳の両方で内容を追えます。

リーディングモードを起動してから読み上げを開始する、という2段階の流れが基本的な使い方です。

対応しているブラウザとデバイス

リーディングモードは複数のブラウザとデバイスで利用できます。環境ごとに機能の呼び名や起動方法が少し異なるため、ブラウザのリーディングリストとはいった他のお役立ち機能と合わせて、自分が使うデバイスの対応状況を確認しておくと便利です。

ブラウザ/デバイスリーディングモードの名称主な起動方法
Chrome(PC)リーディングモードサイドパネルアイコンから開く
Chrome(Android v143以降)リーディングモード右上の3点メニューから選択
Safari(iPhone/iPad)簡易表示(リーダー表示)アドレスバー左のアイコンをタップ
Edge(PC)イマーシブリーダーアドレスバー右のアイコンをクリック
Firefox(PC)リーダービューアドレスバー右のアイコンをクリック

AndroidのChrome v143アップデートにより、スマホでもメニューから手動でいつでもリーディングモードを起動できるようになりました。iPhoneではSafariの「簡易表示」が同等の機能を担っており、対応ページではアドレスバーにアイコンが自動表示されます。

Chromeでリーディングモードを使う方法

ChromeのリーディングモードはPC・Androidどちらでも利用できます。OSごとに操作手順が異なるため、自分の環境に合った方法を確認してください。

パソコン(Chrome)でオンにする手順

デスクトップ版Chromeでは、2026年4月のアップデートから全画面リーディングモードが利用できます。サイドパネル方式と全画面方式の2通りの開き方があります。

サイドパネルで開く手順は以下のとおりです。

  1. Chromeを最新版にアップデートする
  2. 読みたい記事ページを開く
  3. 画面右上のサイドパネルアイコン(本マーク)をクリックする
  4. サイドパネル上部のドロップダウンから「リーディングモード」を選ぶ
  5. 右側に広告なしのシンプルな本文が表示される

全画面で開く手順(2026年4月〜)はこちらです。

  1. 読みたいページ上で右クリックする
  2. コンテキストメニューから「リーディングモードで開く」を選ぶ
  3. ページ全体がリーダー表示に切り替わる

どちらの方法でも、フォントサイズ・背景色・行間はモード内の設定パネルから調整できます。

Android版Chromeで使う手順

Android版ChromeはChrome v143(2026年対応)から、設定なしで3点メニューに「リーディングモードを表示」が常時表示されるようになりました。

  1. Chromeを最新版にアップデートする(v143以降が必要)
  2. 記事ページを開く
  3. 画面右上の3点メニュー(⋮)をタップする
  4. 「リーディングモードを表示」をタップする
  5. 広告・サイドバーを除いた本文のみが表示される

モード内では、右上の設定アイコンからフォント・文字サイズ・背景色を変更できます。読み上げ機能と組み合わせることも可能です。

リーディングモードが表示されないときの対処法

リーディングモードは、すべてのページで使えるわけではありません。主な原因と対処法を確認してください。

原因対処法
ページが非対応(ECサイト・SNS・動画サイトなど)テキスト記事・ニュース・ブログページで試す
Chromeのバージョンが古いChrome設定から「Chromeについて」でアップデートする
フラグが無効になっているアドレスバーに chrome://flags と入力し「Reading Mode」を「Enabled」に設定後、再起動する
サイドパネルの切り替えが必要サイドパネルのドロップダウンで「リーディングモード」を選び直す

対応ページかどうかの目安は、ニュース記事やブログ投稿のようにテキストが中心のページです。トップページや検索結果ページ、動画ページでは機能しないケースが多いため、別のURLで試してみてください。

リーディングモードの読み上げ機能の使い方

Chromeのリーディングモードには、表示されたテキストをそのまま音声で聴ける読み上げ機能が内蔵されている。視覚的に読むのが疲れているときや、作業しながら情報を取り込みたいときに役立つ機能だ。ここでは具体的な操作手順から速度・音声の変更方法、スクリーンリーダーとの違いまで順に解説する。

テキストを音声で聴く設定手順

読み上げを開始するまでの手順は次のとおりだ。

  1. Chromeで読みたいページを開く
  2. ページ上で右クリックし「リーディング モードで開く」を選択する(またはアドレスバー右端のリーディングモードアイコンをクリックする)
  3. サイドパネルにリーディングモードが表示される
  4. パネル右上の再生ボタン(三角アイコン)をクリックすると読み上げが始まる
  5. 読み上げ中は現在読んでいる文が自動的にハイライト表示される
  6. 停止したい場合は一時停止ボタンをクリックする。前後の文に移動するには「前の文」「次の文」ボタンを使う

キーボードショートカット(Windows/Linux: Alt+Shift+R、Mac: Command+Option+R)を使えば、マウス操作なしに即座にリーディングモードを開くことができる。

読み上げ中はリーディングモードの設定(フォント・文字サイズ・行間・テーマ)はそのまま有効で、テキストの見やすさを保ちながら音声も同時に利用できる。

読み上げ速度と声の種類を変更する方法

読み上げの速度と使用する声は、読み上げ開始後にパネル内の設定から変更できる。

速度の変更手順:

  1. 読み上げを開始する
  2. パネル内に表示される速度表示(例:「1.0x」)をクリックする
  3. スライダーまたは「+」「-」ボタンで速度を調整する
  4. 0.5x(半分の速さ)から4.0x(4倍速)程度の範囲で変更可能だ

音声(声の種類)の変更手順:

  1. 読み上げパネルの設定メニュー(歯車アイコンまたはオプションメニュー)を開く
  2. 「音声を選択する」をタップ・クリックする
  3. 日本語であればGoogleの日本語音声3種類に加え、WindowsまたはmacOSのシステム音声が選択肢として表示される
  4. 音声名をクリックするとプレビュー再生できるので、好みの声を確認してから選択する

音声によって発音のなめらかさや読み上げのテンポ感が異なる。Google音声は自然な日本語発音に優れており、初めて使う場合はまずGoogle日本語音声を試してみるとよい。また、読み上げ言語はリーディングモードの設定から追加・削除できるため、英語ページも日本語音声で読み上げたい場合は言語設定を確認しておこう。

スクリーンリーダーとの違い

「スクリーンリーダーと何が違うのか」と疑問に思う人もいるだろう。両者は音声でテキストを読み上げるという点で似ているが、目的と対象が根本的に異なる。

項目リーディングモード(Chrome)スクリーンリーダー
主な対象すべてのユーザー視覚障害・ロービジョンのユーザー
読み上げ範囲記事本文のみ(広告・ナビ除外)画面上のすべての要素(ボタン・リンク・メニューを含む)
操作方法ブラウザ上でワンクリックOS全体に統合され、キーボード操作が中心
目的集中した閲読・ながら読み画面全体の情報へのアクセス支援
代表例Chrome リーディングモードNVDA、JAWS、VoiceOver(iOS/Mac)、TalkBack(Android)

スクリーンリーダーはOS・ブラウザ問わず画面全体を読み上げる支援技術であり、主にアクセシビリティ用途で使われる。一方のリーディングモードは、記事本文だけを抽出して余分なノイズを排除した状態で読み上げる機能だ。「ながら作業中に記事を聴きたい」「目を休めながら情報収集したい」といった一般ユーザーの利便性向上を主眼に置いている。

また、スクリーンリーダーはリンクテキストや見出しレベルなどの構造情報まで読み上げるのに対し、リーディングモードは純粋な本文テキストのみを対象とする。用途に応じて使い分けるのが正しい理解だ。

リーディングモードを読書・学習に活かす方法

リーディングモードは単なる「広告非表示ツール」ではない。使い方を工夫することで、日常の読書や学習の質を大きく引き上げられる。ここでは実践的な3つの活用シーンを紹介する。

長文記事を集中して読むための活用法

リーディングモードの最大の強みは、本文だけをサイドパネルに抽出して表示する点にある。ナビゲーションメニュー・バナー広告・関連記事ウィジェットといった「読む行為と無関係な要素」がすべて消え、テキストだけが残る。

学術論文の要約ページや長文のニュース解説記事を読む際、このモードを起動するだけで視線の移動が減り、内容の理解に集中しやすくなる。ページを丸ごと切り替えるのではなくサイドパネルで表示する仕組みなので、元のページと見比べながら読み進めることも可能だ。

読み上げ機能と併用すれば「目で読みながら耳でも聞く」二重インプットができ、情報の定着率が上がる。音声の速度は調整できるため、慣れてきたら再生速度を上げて時間効率を高めるとよい。

翻訳機能と組み合わせる使い方

英語の技術ブログや海外メディアの記事を読む場面で、リーディングモードと翻訳機能の組み合わせは特に威力を発揮する。手順はシンプルで、まずページをリーディングモードで開き、次にChromeの翻訳機能でサイドパネル内のテキストを日本語に変換するだけだ。

元のページには広告や動画が残っていても、サイドパネルのリーディングモードには本文テキストだけが抽出されているため、翻訳後も余計な要素が混入しない。レイアウトが崩れにくく、訳文がどの段落に対応するかが一目で分かる状態を保てる。

海外の長文レポートや洋書の本試し読みで内容を調べる際、リーディングモードを先に起動してからページ翻訳を実行する順番を意識すると、最もきれいに表示できる。

文字サイズや背景色を自分好みに調整する

リーディングモードのサイドパネル下部には表示カスタマイズのツールバーが用意されており、フォントの種類・サイズ・行間・文字間・背景色テーマをそれぞれ個別に変更できる。

背景色は「白(デフォルト)」「ライトグレー」「イエロー(セピア調)」「ダーク(ダークモード)」から選べる。夜間の読書にはダークテーマが目への刺激を抑えてくれるため、就寝前の情報収集にも向いている。昼間に長時間読む場合はセピア調にするとブルーライトを和らげられる。

フォントサイズは小さすぎず大きすぎない18〜20px前後が多くの人にとって読みやすいとされており、ここを起点に行間を「広め」に設定すると、視線が次の行に自然に流れて読み疲れが減る。自分の読書リズムに合った設定を一度決めたら、毎回変更しなくてよい点もリーディングモードの利点だ。

まとめ:リーディングモードで読書体験がより快適になる

リーディングモードは広告や余分なコンテンツを排除し、文章に集中できる環境をワンクリックで作れる機能です。読み上げ機能と組み合わせれば、目を休めながら情報をインプットする「ながら読書」も実現できます。

本記事のポイント

  • Chromeのリーディングモードは無料で使える集中読書サポート機能
  • テキスト読み上げと組み合わせてながら聴きにも活用可能
  • フォントサイズ・カラーテーマ変更で目への負担を軽減できる

設定は数ステップで完了するので、ぜひ今日から試してみてください。

リーディングモードに関するよくある質問

参考文献

  1. Chrome でリーディング モードを使用する|Google Chrome ヘルプ
  2. サイドパネルでリーディング モードを使用する|Google Chrome ヘルプ

執筆者

うぃる
うぃる

Boocross編集長

Boocross編集長。以前は個人ブログを通して読書術について発信。その後、読書専門メディアBoocrossを立ち上げ、読書を通じた知識の活用と生産性向上をテーマに情報を発信しています。

執筆者

Boocross編集部
Boocross編集部

編集部

読書とテクノロジーの融合を追求するメディア編集部です。

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