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リーディングリストとは?ブックマークとの違いと使い方を解説

読書術

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この記事のポイント

リーディングリストとは、SafariやChromeに搭載されたWebページのコンテンツをオフラインでも読めるよう端末に保存する「後で読む」一時保管機能。URLのみ保存するブックマークとは異なり、ページ内容ごとキャッシュされるためインターネット接続不要で閲覧できる。読み終えたら削除する使い捨て運用が基本で、ブックマークは繰り返し参照するページ向け、リーディングリストは一度読んで完結する記事向けと使い分けるのが活用のコツ。

リーディングリストとは?ブックマークとの違いと使い方を解説

本記事の内容

  • リーディングリストとは何かとブックマークとの違い
  • SafariとChromeでのiPhone・Android・PC別の使い方
  • 見つからない場合の対処法と注意点

リーディングリストとは、SafariやChromeに搭載されている「あとで読む」ための一時保存機能です。ブックマークと似ていますが、オフラインでもページを閲覧できる点が大きな違いです。

本記事では、次のポイントを順に解説します。

  • リーディングリストとブックマークの違いと使い分けの考え方
  • iPhone・Mac(Safari)、Android・PC(Chrome)別の追加・確認手順
  • 機能が見つからないときの対処法と注意点

「リーディングリストが見当たらない」「ブックマークとどう使い分ければよいか分からない」という疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。

リーディングリストとはどんな機能か

リーディングリストとは、ブラウザに搭載された「後で読む」ための一時保存機能です。Web上の様々な読み物やニュース記事を一時的に保存し、SafariやGoogle Chromeなどの主要ブラウザで特別なアプリなしに利用できます。

最大の特徴は、URLだけでなくページのコンテンツ自体を端末内に保存する点です。インターネット接続がない状況でも、保存済みのページを閲覧できます。

ブックマークとの違いを整理する

ブックマークとリーディングリストは、どちらも「Webページを保存する機能」という点では共通しています。しかし、その目的と保存方式は根本的に異なります。

ブックマークはURLを永続的に管理するための機能です。よく訪れるサイトや大切なページを半永久的に保管し、何度でも参照できるよう整理することを目的としています。

リーディングリストはページのコンテンツを一時保存し、後で読むことに特化した機能です。読み終えたら削除するという使い捨て的な運用が前提になっています。

以下の表で2つの機能の違いをまとめます。

項目ブックマークリーディングリスト
保存対象URLのみURLとページコンテンツ
目的永続的な管理・再訪問後で読む一時保存
オフライン閲覧不可可能
情報の新鮮さ常に最新を表示保存時点の内容を表示
整理・フォルダ分け可能(フォルダ管理)基本的に時系列のみ
適した用途お気に入り・頻繁に使うページ気になった記事の一時保管

ブックマークは「また使いたいページ」を整理するための本棚です。リーディングリストは「今すぐ読めないけど後で読みたい記事」を一時的に積んでおくトレーのイメージで捉えると、使い分けやすくなります。

リーディングリストが向いている使い方

リーディングリストが特に力を発揮するのは、次のような場面です。

  • 移動中や作業中に気になる記事を見つけたが、すぐには読めないとき
  • 後でじっくり読みたい長文記事や調査資料が複数見つかったとき
  • 一度読んだら削除する前提で、ブックマークに追加したくないとき
  • 通勤・通学などで電波が不安定な環境で読みたいとき

「とりあえず保存しておきたいが、ブックマークに残すほどでもない」という中間的なニーズに最適です。ブックマークは長期的に価値があるページ向け、リーディングリストは短期的に消費するコンテンツ向けと使い分けることで、どちらも整理された状態を保てます。

読み終わったコンテンツをすぐ削除する習慣をつければ、リーディングリスト内が常にスッキリした状態になります。次に読む記事をすぐ見つけられる点も大きなメリットです。

オフラインでも読める仕組み

リーディングリストがオフラインで機能する理由は、保存のタイミングにあります。ページをリーディングリストに追加した時点で、ブラウザはそのページのHTMLやテキストコンテンツを端末のストレージに保存します。

保存されるのは主にテキストコンテンツです。画像や動画は含まれない場合もありますが、文章を中心とした記事であればオフライン環境でも快適に読み返せます。文字サイズを調整したり、広告を非表示にして集中して読みたい場合は、ブラウザのリーディングモードと併用するとさらに快適になります。

注意点として、保存されるのは追加時点のページ内容です。その後サイト側でページが更新されても、リーディングリストには反映されません。

最新情報の確認が必要な場合は、オンライン状態でページを開き直す必要があります。このような特性から、リーディングリストはニュース記事やブログ投稿など、一度読んで完結するコンテンツの保存に最も適しています。

SafariでリーディングリストをiPhoneに追加する方法

iPhoneのSafariには、リーディングリストを操作するための専用UIが用意されています。ブックマークバーのメガネアイコンからアクセスするため、一度覚えてしまえばどのページからでも素早く操作できます。

ここでは追加・閲覧・削除の3ステップを順番に解説します。

ページを追加する手順

リーディングリストへの追加は、共有メニューまたはアドレスバーの長押しから行えます。手順は次のとおりです。

  1. Safariで保存したいウェブページを開く
  2. 画面下部の共有ボタン(四角に上矢印のアイコン)をタップする
  3. 表示されたメニューをスクロールし、「リーディングリストに追加」をタップする
  4. アドレスバーを長押しした場合は「リーディングリストに追加」の選択肢が直接出てくるため、こちらの方が素早い

オフラインでも記事を読みたい場合は、事前に「設定」→「Safari」→「自動的にオフライン用に保存」をオンにしておく必要があります。この設定をオフのままにしておくと、インターネット接続がない環境では「このページはオフラインで利用できません」と表示されます。

Wi-Fi環境が使えるうちに設定しておくことを推奨します。

リーディングリストを開いて記事を読む方法

保存した記事を読むには、ブックマーク画面からリーディングリストタブに切り替えます。

  1. Safariを起動し、画面下部のブックマークボタン(開いた本のアイコン)をタップする
  2. 画面上部に表示された3つのタブのうち、中央のメガネアイコンのタブをタップする
  3. 保存済みの記事一覧が表示されるので、読みたい記事をタップして開く
  4. 上部の「未読のみ」トグルをオンにすると、まだ読んでいない記事だけに絞り込める

記事を閲覧中に次の未読記事へ進みたい場合は、ページを下にスクロールしきると自動で次の記事に移行します。この連続読み機能を使うと、保存した記事をまとめて消化するのが楽になります。

読み終わった記事を削除する方法

記事を削除するには、リーディングリスト画面でスワイプ操作を使います。

  1. Safariのブックマーク画面を開き、メガネアイコンのタブ(リーディングリスト)を表示する
  2. 削除したい記事を右から左へスワイプする
  3. 赤い「削除」ボタンが現れるのでタップする
  4. まとめて削除したい場合は、画面右下の「編集」をタップし、削除したい記事にチェックを入れてから「削除」を実行する

読み終わった記事をこまめに削除しておくと、リストがすっきりして未読記事を見つけやすくなります。また、オフライン保存を有効にしている場合、削除すると端末のストレージも解放されるため、定期的な整理が推奨されます。

SafariでリーディングリストをAndroidで使う方法

SafariはApple社が開発したブラウザで、iPhone・iPad・MacといったApple製品にのみ搭載されています。Androidスマートフォンに対してはSafariの提供自体がないため、SafariのリーディングリストをAndroidで直接利用することはできません。AndroidユーザーがSafariと同等のリーディングリスト機能を活用したい場合は、Androidに標準搭載されているGoogle Chromeの代替機能を使うのが最善の方法です。

AndroidでSafariが使えない場合の対処

SafariはAppleのエコシステムに深く統合されたブラウザです。iPhoneやMacで使い慣れている方が「Android端末でもSafariのリーディングリストを使いたい」と思うのは自然なことですが、Androidのアプリストア(Google Play)にはSafariは存在しません。Apple社がAndroid向けにSafariをリリースしていないため、インストールする手段がそもそもないのです。

このように、OSをまたいでSafariの機能をそのまま使うことは技術的に不可能です。ただし、目的が「あとで読みたい記事を保存して、オフラインでも確認できるようにしたい」という点にあれば、代替手段で十分に対応できます。

具体的な対処方法は以下のとおりです。

  • Google ChromeのリーディングリストをAndroidで使う
  • ブックマーク機能を活用してURLを一覧管理する
  • PocketやInstapaperなどの「あとで読む」専用アプリを使う

とくにChromeのリーディングリストは、SafariのリーディングリストとUIが似ており、オフライン閲覧にも対応しているため、最も移行しやすい選択肢です。

Google ChromeをAndroidで代替利用する流れ

AndroidにはGoogle Chromeがあらかじめインストールされており、リーディングリスト機能が標準で利用できます。操作の流れはSafariと大きく変わらないため、すぐに使い始めることができます。

ChromeのAndroid版でリーディングリストを使う基本的な流れは、ページ表示中に「︙(その他)」→「リーディングリストに追加」をタップするだけです。保存後は「︙」→「ダウンロード」からリストを開き、未読・既読タブで記事を管理できます。デバイス別の詳細な操作手順は後述の「ChromeのリーディングリストをPCとスマートフォンで使う方法」で解説します。

保存したページはオフライン環境でも閲覧できる点が大きな特徴です。Wi-Fiがない場所や通信量を節約したい場面でも、あらかじめ保存しておくことでストレスなく記事を読み返せます。

以下の表は、SafariとChromeのリーディングリスト対応状況をOS別にまとめたものです。

ブラウザiPhone(iOS)Android
Safari利用可能(標準搭載)利用不可(提供なし)
Chrome利用可能(App Store)利用可能(標準搭載)

このように、AndroidユーザーはChromeを使うことでSafariのリーディングリストと同等の機能を問題なく活用できます。iPhoneからAndroidに乗り換えた方も、Chromeのリーディングリストに切り替えることで使い勝手はほとんど変わりません。

ChromeのリーディングリストをPCとスマートフォンで使う方法

ChromeのリーディングリストはPC(Windows・Mac)とスマートフォン(Android・iPhone)のどちらでも利用できます。ただし、UI上のボタンの位置や操作の手順に細かい違いがあります。

ここではデバイス別に追加・閲覧・削除の操作方法を整理し、複数デバイス間での同期設定まで一通り解説します。

Chromeでページをリーディングリストに追加する手順

追加する方法はPCとスマートフォンで異なります。使用しているデバイスに合わせて以下の手順を確認してください。

PC(Windows・Mac)の場合の手順は次のとおりです。

  1. リーディングリストに保存したいウェブページをChromeで開く
  2. アドレスバー右端にある「☆(ブックマーク)」アイコンをクリックする
  3. 表示されたポップアップで「リーディングリストに追加」を選択する
  4. アイコンが塗りつぶされた状態になれば保存完了

または、アドレスバーの右にある「⋮(その他)」メニューから「ブックマークとリスト」→「リーディングリストに追加」の順に選ぶ方法でも追加できます。

Android(スマートフォン)の場合の手順は次のとおりです。

  1. 保存したいウェブページをChromeアプリで開く
  2. 画面右上の「︙(その他)」ボタンをタップする
  3. メニューから「リーディングリストに追加」をタップする
  4. 「リーディングリストに保存しました」という通知が表示されれば保存完了

iPhone(iOS)の場合の手順は次のとおりです。

  1. 保存したいウェブページをChromeアプリで開く
  2. 画面右下の「共有(□↑)」ボタン、または右上の「⋮」をタップする
  3. メニューから「リーディングリストに追加」をタップする
  4. 保存完了の通知が表示されれば完了

Androidでは「リーディングリストに追加」という表示が出ない場合があります。その際はアドレスバー右の「↓(ダウンロード)」アイコンをタップすることでリーディングリストへの保存が行われます。

保存した記事を開いて読む方法

保存済みの記事を開く操作も、PCとスマートフォンで手順が異なります。

PC(Windows・Mac)の場合の手順は次のとおりです。

  1. Chrome右上の「⋮(その他)」メニューをクリックする
  2. 「ブックマークとリスト」にカーソルを合わせる
  3. 「リーディングリストを表示」をクリックする
  4. 右側のパネルに保存済みのページ一覧が表示されるので、読みたい記事をクリックする

ブックマークバーが表示されている場合は、バー右端に「リーディングリスト」タブが直接表示されることもあります。

Android・iPhone(スマートフォン)の場合の手順は次のとおりです。

  1. Chromeアプリの「︙」メニューをタップする
  2. 「ダウンロード」または「リーディングリスト」をタップして一覧を開く
  3. 「未読」タブに保存済みの記事が表示されているので、読みたい記事をタップする
  4. 一度開いた記事は「既読」タブに自動で移動する

スマートフォンで保存した記事はオフライン環境でも閲覧できます。Wi-Fiのない場所や通信制限がかかっている状況でも、あらかじめ保存しておけばストレスなく読み返せます。

不要になった記事を削除する方法

読み終わった記事や不要になったページはリーディングリストから削除できます。削除の操作もデバイスによって異なります。

PC(Windows・Mac)の場合の手順は次のとおりです。

  1. リーディングリストのパネルを開く(「⋮」→「ブックマークとリスト」→「リーディングリストを表示」)
  2. 削除したい記事にマウスカーソルを合わせる
  3. 記事の右端に「×」ボタンが表示されるのでクリックする
  4. 一覧から記事が削除されれば完了

Android(スマートフォン)の場合の手順は次のとおりです。

  1. 「︙」メニューから「ダウンロード」または「リーディングリスト」を開く
  2. 削除したい記事を長押しする
  3. 画面上部に表示される「削除(ゴミ箱アイコン)」をタップする
  4. 記事が一覧から削除されれば完了

iPhone(iOS)の場合の手順は次のとおりです。

  1. リーディングリストの一覧を開く
  2. 削除したい記事を左にスワイプする
  3. 表示される「削除」ボタンをタップする
  4. 記事が一覧から削除されれば完了

以下の表は、デバイス別の操作方法をまとめたものです。

操作PC(Windows・Mac)AndroidiPhone(iOS)
追加☆アイコンまたは⋮メニューから︙→「リーディングリストに追加」共有ボタンまたは︙から
閲覧⋮→ブックマークとリスト→リーディングリスト︙→ダウンロード︙→リーディングリスト
削除カーソル合わせて×ボタン記事を長押し→ゴミ箱左スワイプ→削除

PCとスマートフォン間で同期する設定

ChromeのリーディングリストはGoogleアカウントと連携することで、PCとスマートフォンの間でリアルタイムに同期されます。PCで保存した記事がスマートフォンでも確認でき、逆もまた同様です。

同期を有効にするには、すべてのデバイスで同じGoogleアカウントにサインインしている必要があります。その上で以下の設定を確認してください。

PC(Windows・Mac)での同期設定手順は次のとおりです。

  1. Chrome右上の「⋮」→「設定」をクリックする
  2. 「あなたとGoogleについて」または「同期とGoogleサービス」を選択する
  3. 「同期する内容の管理」をクリックする
  4. 「すべてを同期する」をオンにするか、個別設定で「リーディングリスト」のスイッチをオンにする

Android・iPhoneでの同期設定手順は次のとおりです。

  1. Chromeアプリの「︙」→「設定」をタップする
  2. 画面上部に表示されているGoogleアカウントの名前をタップする
  3. 「同期」または「同期の管理」をタップする
  4. 「すべてを同期する」をオンにするか、「リーディングリスト」のチェックをオンにする

Googleアカウントへのサインイン後に同期がオンになっていれば、特別な操作をしなくても自動でリストが更新されます。通勤中にスマートフォンで気になった記事を保存して、自宅のPCでじっくり読むといった使い方がスムーズです。

なお、同期には安定したインターネット接続が必要で、オフライン状態では同期が遅延する場合があります。

リーディングリストが見つからないときの対処法

リーディングリストはブラウザの画面上では目立たない場所にあるため、はじめて使うときや久しぶりに開こうとしたときに「どこにあるのか分からない」と感じる人は少なくありません。Safari と Chrome でアクセスする場所が異なるうえ、iCloud の同期設定が原因で別デバイスに反映されないケースもあります。それぞれの原因と確認手順を押さえておくと、いざというときに素早く対処できます。

Safariでリーディングリストがどこにあるか確認する

Safari のリーディングリストは、ブックマークと同じサイドバーの中に収まっています。ブックマークのアイコンと似た場所にあるため、見落としやすいのが特徴です。iPhone・Mac それぞれの開き方を確認しましょう。

iPhone(iOS)での開き方:

  1. Safari を起動し、画面下部のツールバーにある本の形のアイコン(ブックマークボタン)をタップする
  2. 画面上部に3つのタブ(ブックマーク・リーディングリスト・履歴)が表示されるので、メガネのアイコンのタブをタップする
  3. 保存済みのページ一覧が表示される

Mac での開き方:

  1. Safari のメニューバーから「表示」→「サイドバーを表示」を選択する(またはツールバー左端のサイドバーボタンをクリックする)
  2. サイドバーの上部にあるメガネのアイコンをクリックする
  3. リーディングリストに追加したページが一覧で表示される
デバイスアクセス方法リーディングリストのアイコン
iPhone / iPad画面下部のブックマークボタンをタップ後、上部タブを切り替えメガネのマーク
Macサイドバーを表示して上部タブを切り替えメガネのマーク

リーディングリストへのページ追加は、共有ボタン(四角から矢印が出たアイコン)をタップして「リーディングリストに追加」を選ぶか、iPhone では Safari のアドレスバーを長押しすることでも追加できます。

Chromeでリーディングリストが表示されない場合

Chrome のリーディングリストは、ブックマークバーの右端に格納されています。ブックマークバーが非表示になっていると、リーディングリストにアクセスできないため、まず表示設定を確認します。

PC(Windows / Mac)での開き方:

  1. Chrome の右上にある3点メニュー(「⋮」)をクリックする
  2. 「ブックマークと一覧」→「リーディングリストを表示」を選択する
  3. 画面右側にリーディングリストのパネルが開く

Android / iPhone での開き方:

  1. Chrome のアドレスバー右側にある「⋮」メニューをタップする
  2. 「ブックマーク」を選択し、画面上部のタブから「リーディングリスト」に切り替える
  3. 保存済みのページ一覧が表示される
デバイス開く場所補足
PC(Windows / Mac)3点メニュー → ブックマークと一覧 → リーディングリストを表示サイドパネルで表示
Android3点メニュー → ブックマーク → リーディングリストタブタブ切り替えが必要
iPhone(Chrome)3点メニュー → ブックマーク → リーディングリストタブSafariとは場所が異なる

「リーディングリストに追加したはずなのに見当たらない」という場合は、誤ってブックマークに追加している可能性があります。ブックマーク一覧も合わせて確認してみてください。

iCloud同期がうまくいかないときの設定確認

Safari のリーディングリストは iCloud を通じて iPhone・iPad・Mac 間で自動的に同期されます。しかし、設定が無効になっていたり、一時的な通信エラーが起きていたりすると、別デバイスに反映されないことがあります。以下の手順で設定を確認してください。

iCloud 同期の設定確認手順(iPhone):

  1. 「設定」アプリを開き、一番上の自分の名前(Apple アカウント)をタップする
  2. 「iCloud」→「iCloud を使用しているアプリ」の中から「Safari」を探す
  3. Safari のトグルがオンになっているか確認する(オフになっている場合はオンにする)
  4. 設定後、しばらく待ってから他のデバイスで同期が反映されているか確認する

iCloud 同期の設定確認手順(Mac):

  1. Apple メニュー(左上の)から「システム設定」を開く
  2. 左側メニューから自分のアカウント名をクリックし、「iCloud」を選択する
  3. 「iCloud を使用しているアプリ」の一覧で「Safari」にチェックが入っているか確認する
  4. チェックが外れている場合はオンにし、数分待って同期状況を確認する

設定がオンになっているのに同期されない場合は、iCloud の同期を一度リフレッシュする方法が有効です。

iCloud 同期をリフレッシュする手順:

  1. 「設定」→ Apple アカウント →「iCloud」を開き、Safari のトグルをオフにする
  2. 数秒待ってから再度オンにする
  3. Wi-Fi に接続した状態でしばらく待ち、同期が完了するのを確認する

ネットワーク環境が不安定な場合も同期が遅延することがあるため、Wi-Fi 接続下で操作するのが確実です。それでも改善しない場合は、iPhone または Mac を再起動することで同期が再開されるケースがあります。

リーディングリストを使う際に知っておきたい注意点

リーディングリストは非常に便利な機能ですが、使い方を誤ると端末のストレージを圧迫したり、古い情報を読み続けてしまったりするリスクがあります。自分でブログを書く際の参考資料や、随筆書き方を学ぶための良質な記事を保存しておくのにも便利ですが、デメリットを正確に理解したうえで、ブックマークとの役割分担を意識することが、快適なブラウジングにつながります。それぞれの注意点を具体的に確認しておきましょう。

ストレージとデータ容量を消費する

リーディングリストは、オフラインでも読めるようにWebページのコンテンツをローカルにキャッシュとして保存する仕組みです。そのため、保存する記事が増えるほどストレージ容量を消費します。

特に注意が必要なのは以下の点です:

  • 画像・動画・テキストを含むページを多数保存すると、合計で数百MB以上になることがある
  • スマートフォンのように内部ストレージが限られた端末では、他のアプリや写真の保存に影響を与える可能性がある
  • Safari の場合、リーディングリストのキャッシュは「設定 → 一般 → iPhone ストレージ → Safari」の中に含まれており、気づかないうちに積み上がりやすい

ストレージを解放したい場合は、リーディングリストの一覧画面を開いて不要な項目を削除するのが基本です。Safari の iPhone 版では、リーディングリストの項目を左にスワイプすると「削除」ボタンが表示されます。また「設定 → Safari → 閲覧履歴とWebサイトデータを消去」からまとめてキャッシュを削除する方法もありますが、この操作は閲覧履歴やサイトのログイン情報も同時に消去される点に注意が必要です。定期的に未読リストを見直し、読み終えた記事はこまめに削除する習慣をつけることがストレージ管理の基本になります。

キャッシュが古くなり最新情報が反映されないことがある

リーディングリストにページを保存した時点のコンテンツがキャッシュとして記録されるため、その後ページが更新されても、保存済みのデータには最新情報が反映されません。

これが問題になる場面は主に次のようなケースです:

  • ニュース記事や速報など、内容が頻繁に更新されるページを保存した場合
  • 価格情報・在庫状況・イベント詳細など、時間によって変わるデータが含まれるページ
  • Webサービスのログインが必要なページで、キャッシュでは正常に表示されないケース

キャッシュの更新タイミングは自動ではなく、ページを再度読み込んだときに新しい内容が取得されます。Safari では、リーディングリストの項目をタップして開いたとき、通信が可能な環境であれば最新版が表示されることもありますが、オフライン状態では保存時点の古いキャッシュが表示されます。鮮度が重要なコンテンツをリーディングリストで管理するのは避け、後述のブックマークと使い分けるのが適切です。

リーディングリストとブックマークの使い分けの目安

リーディングリストとブックマークは「いつ・どのように読むか」によって使い分けるのが合理的です。たとえば、古典的な随筆や長編小説など、じっくり何度も読み返したいものはブックマークに登録し、一度読めば十分なニュースやブログ記事はリーディングリストに保存するというように、目的に合わせて使い分けることで両者の利点が最大化されます。

比較項目リーディングリストブックマーク
主な目的あとで読む(一時保存)繰り返し参照する(恒久保存)
オフライン閲覧可能(コンテンツを端末に保存)不可(URLのみ保存)
最新情報の表示保存時点のキャッシュアクセスのたびに最新を取得
ストレージ消費あり(コンテンツを保持)ほぼなし(URLのみ)
整理・フォルダ分類機能が限定的フォルダで細かく分類可能
向いているコンテンツ読み切り記事・一時的な参考情報よく使うサービス・定期確認するサイト

判断の基準としては、「一度読んだら不要になる記事」はリーディングリストに、「繰り返し参照したいサイト」はブックマークに振り分けると整理しやすくなります。たとえば、移動中にまとめ読みしたいニュース記事はリーディングリストに保存してオフラインで読み、公式ドキュメントや行政サービスのページはブックマークに登録して常に最新情報を確認する、という使い方が実用的です。リーディングリストは「受信トレイ」、ブックマークは「ファイリングキャビネット」と捉えると、役割の違いがイメージしやすくなります。

まとめ:リーディングリストとはオフライン閲覧と一時保存に特化した機能で、ブックマークと使い分けるのが活用のコツ

リーディングリストは、あとで読み返すページをオフラインでも閲覧できるよう一時保存する機能です。長期保管に向いたブックマークとは役割が異なります。

  • リーディングリスト:一時保存・オフライン閲覧向け
  • ブックマーク:繰り返し参照するページの長期保管向け

SafariはiPhoneとMacで利用でき、AndroidではChromeのリーディングリストを代わりに活用します。ページのキャッシュはストレージを消費するため、読み終えたものは定期的に削除する習慣をつけると快適に使い続けられます。

リーディングリストに関するよくある質問

参考文献

  1. iPhoneのSafariでWebページをあとで読むために保存する - Apple サポート (日本)
  2. Read pages later & offline - iPhone & iPad - Google Chrome Help

執筆者

うぃる
うぃる

Boocross編集長

Boocross編集長。以前は個人ブログを通して読書術について発信。その後、読書専門メディアBoocrossを立ち上げ、読書を通じた知識の活用と生産性向上をテーマに情報を発信しています。

執筆者

Boocross編集部
Boocross編集部

編集部

読書とテクノロジーの融合を追求するメディア編集部です。

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