kindleでネットは使える?ブラウザとオフライン読書を徹底解説
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この記事のポイント
kindleでネットは使えますが、実験的ブラウザの用途は限定的でネットサーフィンには不向きです。本をダウンロードすればオフラインで読め、ブラウザのウェブ版kindle for webでもkindle本を読めます。
「kindleでネットは使えるのか、ブラウザでのネットサーフィンやウェブ版での読書はできるのか知りたい。逆にネット接続がない場所でも本が読めるのか不安で、自分の使い方に合うか確かめたい」
こうした疑問に答えます。
本記事の内容
本記事の内容
- kindleでネットが使えるかの結論
- ネット接続なしで読む方法
- ブラウザでkindle本を読むウェブ版の使い方
kindleには実験的なブラウザがあるため、ネットには接続できますが、ネットサーフィンの用途には向いていません。
本のダウンロードやウェブ版を活用すれば、ネット環境に左右されず快適に読書を続けられます。最後まで読めば、目的に合った使い方がわかります。
kindleでネットは使えるのか
結論からいうと、kindleでネットは使えます。ただしkindle端末の種類によって使える範囲が大きく変わるため、ここを理解しておくことが大切。
電子書籍リーダーのkindleとタブレットのkindle fireでは、ネット機能の実用性がまったく違います。
kindle電子書籍リーダーにもブラウザは搭載されている
白黒のE Ink画面を使うkindle amazonの電子書籍リーダー(kindle PaperwhiteやKindleなど)にも、Webブラウザは搭載されています。設定メニューから開ける「ブラウザ(体験版)」と呼ばれる実験的な機能で、Wi-Fiにつなげばネットへのアクセスが可能。
ブラウザが付いている理由は、本を読みながら分からない言葉をその場で調べられると便利だからです。たとえば作品に出てきた歴史用語をWikipediaで確認する、といったkindle操作方法が想定されています。
とはいえ、この機能はあくまでおまけです。文字中心のページならどうにか表示できますが、本格的なネット利用には向いていません。
kindleとkindle fireでネットの使える範囲が違う
kindleとkindle fireは名前が似ていますが、中身は別物です。ネットの使える範囲が違う最大の理由は、画面とブラウザの作りにあります。
kindle電子書籍リーダーは白黒のE Ink画面で、搭載されているのは動作の遅い実験的ブラウザのみ。一方のkindle fire(Fireタブレット)はカラー液晶を備え、Amazon製の「Silk」というブラウザが標準で入っています。
Silkを使えば、Wi-Fi接続後すぐにネット全般を快適に使えます。
二つの端末の違いを表にまとめます。
| 項目 | kindle電子書籍リーダー | kindle fire(Fireタブレット) |
|---|---|---|
| 画面 | 白黒のE Ink | カラー液晶 |
| ブラウザ | 実験的ブラウザ(体験版) | Silkブラウザ |
| ネットの範囲 | 文字中心の閲覧のみ | ネット全般 |
| 動画・SNS | 不可 | 可能 |
| 主な用途 | 読書専用 | 読書もできる多機能タブレット |
つまりkindleとは読書に特化した電子書籍リーダー、kindle fireは読書もこなせるタブレットです。ネットを快適に使いたいならkindle fireが向いています。
kindleのネット機能でできることとできないこと
kindle電子書籍リーダーのネット機能には、できることとできないことがはっきり分かれています。期待しすぎるとがっかりするので、ここで整理しておきましょう。
まずネット接続を使ってできることは、本に関わる操作と簡単な調べものです。
- Kindleストアでの本の購入とダウンロード
- 文字中心のWebページの簡単な閲覧
- Wikipediaなどで用語を調べる
- クラウドに保存した本を端末へ取り込む
一度ダウンロードした本は、ネット接続がないオフライン環境でも読めます。読書中は通信しない仕組みなので、自宅のWi-Fiで本を入れておけば外出先でも安心です。
反対に、kindle電子書籍リーダーでできないことは次のとおりです。
- 動画サイトの視聴
- SNSの利用
- 快適なネットサーフィン
- 画像や色の多いページの見やすい表示
これらができない理由は、白黒画面と遅い動作にあります。動画やSNS、ストレスのないネットサーフィンを求めるなら、カラー液晶のkindle fireやスマホを選ぶのが正解です。
kindleでネットサーフィンするときの実用性
結論として、Kindle PaperwhiteなどのE Ink端末でもネットを開くことは一応できますが、ネットサーフィンの道具としては快適ではありません。表示できるページと、操作の重さやカラー非対応という弱点を分けて理解しておくと、kindleにネット閲覧をどこまで期待してよいかが見えてきます。
文字中心のページは表示できる
Kindleの電子書籍リーダーには「実験的ブラウザ」という機能が備わっており、文字中心のページなら読み込めます。ニュース記事やテキスト主体のブログのように、画像や動画が少ないサイトであれば内容を確認できる範囲です。
ただしAmazonがあえて「実験的」と名づけている通り、本格的なブラウザではありません。動画の再生には対応せず、表示できるのはおおむねテキストと静止画にとどまります。
開き方の流れは次の通りです。
- ホーム画面でメニューのアイコンを開く
- 一覧から「ウェブブラウザ」(実験的ブラウザ)を選ぶ
- アドレス欄に読みたいページのURLを入力する
簡単な調べものや、kindle webでネットの記事を文字として読む用途なら、この実験的ブラウザでも対応できます。
ネットサーフィンが快適でない理由
ページが開けるとはいえ、次々とサイトを見て回るネットサーフィンには向きません。E Ink端末ならではの表示の仕組みが、Web閲覧の使い勝手を下げているためです。
快適さを損なう主な理由を整理します。
- 画面が白黒で、カラーを前提にしたサイトの色分けやボタンが見分けにくい
- E Inkは画面の書き換えが遅く、スクロールするたびに表示がもたつく
- リンクのタップや戻る操作の反応がぎこちなく、テンポよく移動できない
- 履歴がたまると読み込みがさらに遅くなり、こまめな消去が必要になる
- 動画やSNS、買い物サイトのように動きや色が多いページは実用に耐えない
こうした弱点はKindleが読書に最適化された端末である裏返しでもあります。白黒のE Inkは長文を落ち着いて読むには優れる一方、色や動き、素早い操作が求められるネットサーフィンとは相性が悪いという理解が現実的です。
ネット閲覧を重視するならfireタブレットが向いている
ネット閲覧も1台でこなしたいなら、同じAmazon製のFireタブレットが向いています。Fireタブレットはカラー液晶を搭載した多機能端末で、Web閲覧に加えて動画視聴やkindleアプリの利用もこなせる点が読書専用のKindleと異なります。
ネット閲覧の道具としてFireタブレットが優れている理由は次のとおりです。
- カラー液晶でWebサイトの色やボタンがそのまま見やすい
- 画面の書き換えがなめらかで、スクロールやリンク操作が快適
- 動画視聴やSNS、買い物アプリまで幅広く使える
- ネットサーフィンと読書を1台で兼ねられる
読書に集中したいならKindle、ネットも動画も1台でまかないたいならFireタブレットという住み分けになります。kindleでネットサーフィンができないか試すよりも、目的に合った端末を選ぶほうが満足度は高くなるはず。
なおkindle pc版やAndroid系のカラー液晶タブレットでも、Web閲覧は同様に快適に楽しめます。
ネット接続なしでkindleをオフラインで使う方法
kindleはネットがつながらない場所でも、読みたい本をあらかじめ端末やアプリにダウンロードしておけば本を読めます。仕組みさえ知っておけば、飛行機や地下鉄、電波の弱い場所でも安心して読書を続けられます。
本をダウンロードすればネットなしで読める
結論として、kindle電子書籍はダウンロード済みであればネット接続なしのオフライン状態でも読めます。購入した本はまずアマゾンのクラウド上に保管され、端末へダウンロードして初めて手元で開ける仕組みだからです。
このため、外出前にネット環境のある自宅などでダウンロードを済ませておくのがおすすめ。ダウンロードした本は端末内に保存され、後はネットがなくても問題なく読み進められます。
オフラインで快適に読むための手順は次のとおりです。
- Wi-Fiやモバイル通信につながった状態にする
- 読みたい本をライブラリで選んでダウンロードする
- 「ダウンロード済み」の表示になっているか確認する
- 機内モードなどでネットを切っても、その本はそのまま読める
複数冊をまとめてダウンロードしておけば、旅行先や通勤中にネットがなくても困りません。青空文庫kindleの無料作品も含め、容量に余裕があるうちに端末へ入れておくと便利です。
ネット接続が必要になる場面
オフラインで読めるのは「すでにダウンロードした本」だけで、新しい操作や情報の取得にはその都度ネット接続が必要になります。どんな場面でネットがいるのかを整理しておきましょう。
| 場面 | ネット接続の要否 | 補足 |
|---|---|---|
| 本の購入 | 必要 | アマゾンのストアにアクセスして買う |
| 本のダウンロード | 必要 | クラウドから端末へ取り込む |
| 読書位置や続きの同期 | 必要 | 複数端末で読む位置をそろえる |
| Kindle Unlimitedの利用継続 | 必要 | 定期的なライセンス認証が要る |
| ダウンロード済みの本を読む | 不要 | オフラインで読書できる |
特に注意したいのがKindle Unlimitedの本で、読み放題で借りた本は定期的にネットへつないでライセンスの確認を行う必要があります。長期間まったくネットにつながない状態が続くと借りた本が一時的に読めなくなることもあるため、ときどき接続しておくと安心です。
オフラインで読むときに気をつけたいこと
オフライン読書は便利ですが、いくつか押さえておきたい注意点があります。仕組みを理解せずに使うと、外出先で「読みたい本が開けない」といった事態になりかねません。
- 読みたい本やkindleオーディオブックは出発前に必ずダウンロードしておく
- ダウンロードは時間がかかることがあるので余裕をもって行う
- 同期はオフラインでは働かず、別の端末との読書位置がずれることがある
- 漫画や雑誌などサイズの大きい本はWi-Fiでのダウンロードが安心
- 辞書での単語調べなど、一部の機能はネットがないと使えない場合がある
なかでも忘れやすいのが同期の扱いで、スマホで読んだ続きをタブレットで開こうとしてもオフラインのままだと読書位置が反映されず、前に戻ってしまうことがあります。複数の端末を使い分ける人は、読み終えたタイミングで一度ネットにつなぎ、位置を同期させておくと安心です。
ダウンロードと同期の仕組みさえ理解しておけば、kindleはkindle勉強にも使えるネットのない環境でも頼れる読書ツールになります。
ネットのブラウザでkindle本を読むウェブ版の使い方
Kindle端末やアプリがなくても、ネットのブラウザだけでKindle本は読めます。その仕組みがウェブ版「Kindle for Web」で、kindle cloud readerとは同じサービスの旧称です。
パソコンでもスマホでも、ChromeやSafariなどのブラウザでread.amazon.co.jpにアクセスし、Amazonアカウントでサインインするだけで購入済みの本を開けます。アプリのインストールが不要なので、職場のパソコンや借りた端末でもすぐ読書を始められる点が便利。
kindle for webにアクセスして読む手順
Kindle for Webのkindle使い方はシンプルで、ブラウザ上で完結するため手順を覚えればすぐに使えます。難しい設定はなく、Amazonのアカウントさえあれば始められます。
実際にネットのブラウザでKindle本を読む流れは次のとおり。
- ブラウザのアドレス欄に「read.amazon.co.jp」と入力してウェブ版にアクセスする
- ふだん使っているAmazonアカウントのメールアドレスとパスワードでサインインする
- 画面に表示されるライブラリ(購入済みの本の一覧)から読みたい本を選ぶ
- 本の表紙をクリックまたはタップすると、ブラウザ上でそのまま読書画面が開く
文字の大きさや背景色の変更といった基本的な調整も読書画面でできます。前に読んだページの位置はアカウントに同期されるため、別の端末で続きを開いても同じ場所から再開できる仕組み。
スマホのネットブラウザでも読めるか
結論として、スマホのネットブラウザでもKindle for Webは読めます。アプリを入れたくない場合や、ストレージを節約したい場合に役立つ選択肢です。
iPhoneのSafari、AndroidのChromeなど、スマホの標準ブラウザからread.amazon.co.jpにアクセスし、Amazonアカウントでサインインすれば同じように本を開けます。手順はパソコンの場合とほぼ同じで、ライブラリから選んでタップするだけ。
ただしスマホの小さな画面では、操作感や表示の快適さはアプリに一歩譲ります。kindleおすすめの使い分けとして、腰を据えて読むならアプリ、ちょっと確認したいときはブラウザが現実的です。
ウェブ版で読むときの注意点
便利なウェブ版にも、知っておきたい制約があります。仕組みを理解しないまま使うと「読めない」と戸惑う原因になります。
主な注意点は次の3つ。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| オフラインでは使えない | ウェブ版は本を端末に保存しないため、読書中も常にネット接続が必要 |
| 読めない本がある | 一部の書籍やコミックはウェブ版に未対応で、その場合はアプリが必要 |
| 本の購入はできない | ウェブ版の読書画面から直接は買えず、購入はAmazonサイト経由で行う |
特にオフラインで読めない点は、電波の弱い場所や機内では不便。じっくり読みたい本は、あらかじめKindleアプリにダウンロードしておく方法が安心です。
読みたい本を探したり買ったりするときは、いったんAmazonのサイトを開いて購入し、そのあとウェブ版のライブラリに戻る流れになります。
まとめ:kindleでネットは限定的、読書ならオフラインとウェブ版を活用
kindleでネットを使うことはできますが、その範囲は限定的で、ネットサーフィンには向いていません。読書を目的にするなら、本をダウンロードしてオフラインで読む方法や、ブラウザで読めるウェブ版を活用するのが快適です。
本記事のポイントをおさらいします。
本記事のポイント
- kindleのネット機能は読書中心で限定的
- ダウンロードすればネットなしで読める
- ウェブ版ならブラウザでkindle本を読める
仕組みを理解しておけば、通信環境を気にせず読書を続けられ、電子書籍kindle以外も含めて目的に合った選択ができます。読書の幅を広げたい方は、kindleの読み放題サービスから気軽に始めてみてください。
kindle ネットに関するよくある質問
参考文献
執筆者
Boocross編集長
Boocross編集長。以前は個人ブログを通して読書術について発信。その後、読書専門メディアBoocrossを立ち上げ、読書を通じた知識の活用と生産性向上をテーマに情報を発信しています。
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